くらし情報『緊張の糸が途切れない圧巻の“芝居バトル” 音楽劇『刻(きざむ)』開幕レポート』

2022年8月8日 16:00

緊張の糸が途切れない圧巻の“芝居バトル” 音楽劇『刻(きざむ)』開幕レポート

音楽劇『刻(きざむ)』公演初日より 撮影:岩田えり

撮影:岩田えり



音楽劇『刻(きざむ)』が8月4日、東京・浅草九劇で開幕した。西森英行が2015年に自身の劇団InnocentSphereで上演した2本立て作品『刻印』のうち『刻』をベースに、新たに音楽劇として再構成。音楽は『SMOKE』や『BLUE RAIN』で知られる韓国ミュージカル界のメロディメイカー、ホ・スヒョンが担当している。秋には『ルードヴィヒ~Beethoven The Piano~』の日本初演も控えている人気作曲家であるホ氏だが、日本の制作会社と新作を共同創作するのはこれが初めて。小劇場ながら、非常に意欲的な作品だ。出演は伊藤裕一、大沢健、大山真志、橘未佐子、東山光明。男性陣は公演回ごとに役替わりで出演する。


緊張の糸が途切れない圧巻の“芝居バトル” 音楽劇『刻(きざむ)』開幕レポート

左から)大山真志、東山光明、橘未佐子、伊藤裕一
少女が行方不明になり、その後殺害されて発見される事件が続いているとある町。生活感のない家に、娘の行方がわからなくなって2日たった高峰雅司と美沙の夫婦が訪ねてくる。その部屋の住人・横山は今は山本と名前を変えて暮らしているが、かつて“アスモデウス”と名乗り猟奇殺人を犯して世間を騒がせた人物。高峰夫妻は藁をもつかむ思いで、横山に娘の居場所を推理してくれるよう頼みにきたのだ。

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