初優勝を狙うトヨタか、最多V目指すサントリーか? トップリーグ全勝対決がキックオフ!
がシンビンで一時退場……。数的不利に陥っても意地でもゴールラインを割らせないトヨタであったがとうとう後半49分、サントリーに認定トライを許し25-27の逆転負けを喫した。姫野は最後まで諦めないチームメイトの姿を見て涙を流したのだった。
2017-2018季第8節では後半19分までトヨタが31-13とリード。しかしサントリーのスタンドオフ(SO)小野晃征にPGを決められて後半35分、ついに31-32と逆転された。それでもトヨタは後半41分に再逆転のチャンスを得た。ハーフウェイライン超えた地点でトヨタがPGを獲得。だがSOライオネル・クロニエのキックはわずかに届かず、サントリーが32-31の薄氷を踏む勝利を手繰り寄せたのだった。
今季の両軍の戦いぶりを振り返ってみたい。トヨタ自動車は開幕戦で東芝ブレイブルーパスの猛烈な追い上げに遭うも34-33で逃げ切った。第2節では開幕戦の反省を生かし、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスを相手に47-29ときっちりゲームを締めた。第3節・Honda HEAT戦では粘り強いディフェンスを披露、ゲームをコントロールしチャンスを決め切り45-3の完勝。