2022年3月18日 13:00
福山雅治「全力でぶれいこかせていただきました」 声優を務めた『映画おしりたんてい シリアーティ』アフレコレポート
を試しながらたどり着いた秘宝の発音にも注目してほしい。
さらに監督がテスト後にアドリブをリクエスト予定だったシーンでは、テストの段階からアドリブ入りで対応し「お願いしようと思っていましたが、完璧です!」と絶賛の声。アドリブの指示は「吐息を入れること」だったが、福山自身も自然に出していたようで「入っていました?」と確認しており、シリアーティのキャラクターが既に馴染んでいる様子だった。
ところで映画ではシリアーティが、とあるエキスを口にするシーンが登場する。エキスは飲むと体に副作用のような効果が出るため、セリフと症状を同時に表現しなければならないシーンなのだが、ここでも福山は何パターンかの演じ方を提案。実際に飲み物を飲んで挑むバージョン、飲み物を使わずに飲む演技をするバージョンなどリアルな表現を追求する。
また、シリアーティがワンコロけいさつを翻弄するシーンでも数パターンを試した福山。最終的に「おもしろい!」と監督らスタッフ一同が声を揃え、調整室で思わず笑ってしまうスタッフもいた。
福山は休憩中もひとりブースに残り、台本をチェックし、喉の調子を整えるなどストイック。結果、アフレコ終了時に「慣れない作業で時間がかかってしまい、すみません」