2022年3月18日 13:00
福山雅治「全力でぶれいこかせていただきました」 声優を務めた『映画おしりたんてい シリアーティ』アフレコレポート
、『未来のミライ』(2018)に続き3度目。彼が担当するシリアーティは、同シリーズ史上最強の敵という役どころ。目的のためなら手段を選ばない冷酷な犯罪者で、福山のキャリアで“初”となる完全なるダークサイドの役だ。
「CVという深淵なる表現の場においてはほぼ新人」とコメントしていた福山だが、アフレコは順調そのものだったという。
まず予告にも登場したIQ1104の名探偵・おしりたんていとシリアーティの出会いのシーンや迫力のある戦闘パートを軸に、映画全体の温度感やイメージをチェック。そこから、シーンごとに細かく調整を入れていくという流れでアフレコが進んだ。
テストで演じたセリフをベースに、イントネーションや声のボリューム、テンポやタイミングなどを調整する中で、ひとつのセリフに対し数パターンの表現を率先して提案していく。監督らスタッフサイドから「どんどん良くなっていく」、「どれを選ぶか悩ましい」という声が出る場面も。
「OK!」が出た際も「一応、別パターンもやってみましょうか?」、「こんな感じはどうですか?」とバリエーションのストックを増やしていき、調整室では「そのパターンもいいかも」、「なるほど」