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2022年に92歳となり、今もなおイギリスで最も親しまれるファッションデザイナーの一人、マリー・クワント。若い女性のための革新的なファッションを打ち出し、1960年代イギリス発の若者文化「スウィンギング・ロンドン」を牽引した、その活動の軌跡を紹介する展覧会が渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中だ。
1955年、25歳でブティック「バザー」を開店。自らが着たいと思うアイテムをデザインして若者たちから圧倒的な支持を得たマリー・クワント。1960年代には、ミニスカートやタイツの普及に貢献。特にミニスカートは、ファッションとして広く世界中に受け入れられ、ロンドンの若者文化と女性解放の象徴ともなった。
この展覧会では、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が所蔵する約100点の衣服、小物、写真資料、映像などを一堂に展示。1950年代から70年代にかけてのマリー・クワントの業績と、時代を切り開いた起業家としての歩みを時系列で紹介していく。
『ピカソ青の時代を超えて』ポーラ美術館
会期:2022年9月17日(土)