2023年6月16日 12:00
PERSONZ・JILLインタビュー「驚いちゃいますけどね、40年って(笑)。還暦になるまでやってるとは思ってなかった」
私たちはパンクではなくてニューウェイブが好きだったんですよ。今振り返っても音楽の宝庫みたいな時代だったし、海外のバンドは本当にいろんなやり方にトライしていて、「私たちもやってみよう」と思えたんじゃないかな。私はブロンディとかカルチャークラブなどのポップなバンドも好きだから、当時は(PERSONZのジャンルを)“パワーポップ”と言ってたんですけどね。
――なるほど。今も当時の音楽にインスパイアされることはありますか?
うん、あると思いますよ。最近はちょっとプログレに興味があって。デヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)の最近の映像を観たのがきっかけなんですけど、本田さん、藤田さんはプログレも通ってると思うから、今度、いろいろ聞いてみようと思ってます。
――そして現在は『PERSONZ I AM THE BEST TOUR 2023』の真っ最中。
初日の横浜公演(5月6日、7日/横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール)の手ごたえはどうでしたか?
まずは(観客が)声を出してよかったのが大きいですね。ライブが始まる前からすごい盛り上がったし、声を出せる状況になるとお客さんも高揚するみたいで。2019年以前よりも声援が大きかったんじゃないかな。