2023年3月9日 18:00
いろいろなロックの形を体感できたイベント『Live!ロックちゃん2023』の模様をレポート!
のあと、冒頭のワークショップの話の続きに。参加者の風貌から詳細に語られていく。
BREIMENのライブがはるか遠い昔の記憶に感じるほど、ハンバート ハンバートの世界に引き込まれていく。彼らの奏でる音楽と日常が切り離せないものとしてあるのが、彼らのライブを観ているとより深く納得できる。ふたりの会話と音楽がシームレスに、まるで合わせてひとつの音楽のように感じられるのがとても幸せなことだと思う。
佐野遊穂
セットリストで【新曲】となっていた曲は、彼らからほかの出演者やスタッフに対するちょっとしたサプライズ。くるりの「虹」のカバー。2009年にリリースされた『くるり鶏びゅ〜と』に収録されているものだ。
今回はそれを特別に披露した。客席から大きな驚きの声が漏れる。
佐藤良成
「話しても大丈夫?」(遊穂)
「もちろん大丈夫だけど」(良成)
「この間ね、電車に乗ってたら」(遊穂)
「あ、別の話!?」(良成)
塾講師のアルバイトをしている男女の大学生の間に起こった微妙な心理の変化を近くで聞いてしまった話。そこから、最新アルバム『丈夫な私たち』に収録されている「ふたつの星」を披露したのは、繰り返しになるが、ふたりの話も込みで聴くと歌が生活と同じ地平にあることを思わされ、心が揺さぶられた。