くらし情報『シドが“いちばん好きな場所”で結成20周年を締めくくる 武道館公演オフィシャルレポート』

2024年1月4日 18:20

シドが“いちばん好きな場所”で結成20周年を締めくくる 武道館公演オフィシャルレポート

シドが“いちばん好きな場所”で結成20周年を締めくくる 武道館公演オフィシャルレポート

明希(B)
巻き舌でシャウトするマオ、一心不乱に楽器を鳴らすShinji、明希、ゆうや。そんなメンバーの様子に意識を集中していたので、最後にドカーンと上がった特効の大きな音に心臓が止まりそうになった。興奮さめやらぬ状態のマオは、何やらイケナイ言葉を連呼しながらステージを降りていった。あー、楽しかった。何か憑き物が落ちたように、純粋にそう思った。

マオ「最新のシドがいちばんかっこいいって言ってもらえるように頑張っていく」

「20周年の思い出を何か曲に残したいなと思って、一曲作ってきました。新曲です」と、アンコールの一曲目に12月6日にリリースしたばかりの「微風」を演奏。バンドを始めた頃の情景や感情を綴ったナンバーに、観客もクラップや合唱を乗せてその思いを共有する。


「夏恋」ではShinjiや明希に絡みにいったり、ステージ上にいたカメラマンに絡んだり、ランニングマンや(新しい学校のリーダーズの)首振りダンスをやってみせたりと、誰よりも楽しんでいる様子のマオ。「Dear Tokyo」では、Shinji、明希、ゆうやと観客と、会場が一体になってのコーラスに多幸感が広がった。

そんな温かな空気の中で、「ここ数年はうまく歌えるかなとか、喉は大丈夫かなとか、そういうことばっかり考えていたけど、今日のライブは始まる前からずっと楽しみだった」

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