くらし情報『萩原利久の演技ポリシー「事前準備がキャラクターをリアルに成長させる」』

2022年11月9日 12:00

萩原利久の演技ポリシー「事前準備がキャラクターをリアルに成長させる」

萩原利久 撮影:友野雄

撮影:友野雄



恋人に振られたサラリーマンの部屋に、突然現れたのは恋を知らない女の子の幽霊──2022年11月11日公開の映画『左様なら今晩は』は、人気漫画家・山本中学原作の、ちょっぴり不思議なハートフルコメディだ。
ウブでピュアだが世話焼きで明るい幽霊・愛助(あいすけ)を演じるのは、乃木坂46の久保史緒里。そして不器用ながらも、少しずつ成長していく主人公・陽平(ようへい)を演じるのは萩原利久。近年、フレッシュな才能に注目が集まる萩原に、冴えないキャラクターがいつの間にか、観客を胸キュンさせてしまう演技について、存分に語ってもらった。

日常を丁寧に演じると非日常での成長が光る

萩原利久の演技ポリシー「事前準備がキャラクターをリアルに成長させる」


──『左様なら今晩は』は、幽霊の女の子とのラブストーリーということで、夢見がちでファンタジックな話を想像していたのですが、実は現実味がすごくあって驚きました。陽平というキャラクターも、ごく身近にいそうな青年です。

陽平がどこでもいる男性に見えるように、特に意識していました。学年に3,4人はいるであろうというイメージです。

──冒頭で、彼女に振られるシーンなんてとてもリアルで。

愛助が出て来る前に、同棲していた彼女から振られるシーンですね。

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