横浜流星×吉岡里帆が語る“信じられる人の条件”「大切なのは相手の領域に土足で踏み込まないこと」
そこをちゃんと信じられたら、たとえ考えは違ってもつながれるんだと思います。
吉岡私は逆で、結構すぐに信じちゃうかも(笑)。
横浜そうなんですね(笑)。
吉岡確かに信じすぎて痛い目に遭うこともあるのかもしれないけど、それでも人を信じたい。もちろん誰でも彼でも信じるわけじゃないけど、自分が信じられる人に関してはそうかな。そういう意味では、他人というよりも自分の直感を信じているのかもしれないです。
――吉岡さんは基本的に性善説の人ですか。
吉岡どうでしょう。
あんまり深く考えたことはなかったですけど。私は自分が選んだことなら、その結果として起きる出来事について、たとえマイナスなことであったとしても全部それがベストなんだと考えるタイプなんです。だから自分の信じた人が、結果として信じるべき対象じゃなかったとしても、あまり後悔がないのかもしれない。それも人生経験として必要だったんだなって受け止めるようにしています。
人生を楽しむためにも、私はこの世界を信じたい
――この映画は、どんな絶望の淵に立っても、それでもこの世界を信じる希望を感じさせてくれる作品だと思います。私たちの生きている世の中は嘘や不正も多いのが現実。