2023年2月1日 19:00
【ライブレポート】「TRIAL GATE Vol.4」海外にもルーツや所縁を持つグローバルな活動が期待できるアーティストが登場
Photo:板場俊
ライブシーンで注目となる、次世代を担うニューカマーたちによる完全招待制ライブ「Invitation to TRIAL GATE」の第4弾が、1月21日に渋谷・TOKIO TOKYOで開催された。
今回の出演は、LMYK(エルエムワイケー)、Hana Hope(ハナ ホープ)、由薫(ゆうか)、Foi(フォイ)という女性シンガーソングライター4組。それぞれ海外にもルーツや所縁を持ちグローバルな活動が期待できるアーティストが揃う一夜ということで、会場はたくさんの観客が詰めかけた。
最初に登場したのは、ドイツ人の父と日本人の母を持つシンガーソングライターLMYK。その音楽、歌声を聴いたジャム&ルイス(ジャネット・ジャクソンやビヨンセ、宇多田ヒカルを手がける)がプロデュースを申し出た注目のアーティストだ。
LMYK
2021年にリリースしたシングル「0(zero)」は日本語ver、英語verがあり国内外でリスナーを獲得。ライブではこの「0(zero)」からスタート。鍵盤&マニピュレーターとのミニマルなセットで、クールな打ち込みのビートに歌を響かせていく。そのボーカルはエアリーで物語性を帯びていて、大きな音が鳴っているのにも関わらず、会場に静謐な時を運んでくる不思議な味わいがある。