2023年12月1日 12:00
松下優也&有澤樟太郎×長谷川寧、ミュージカル“ジョジョ”は「かなり面白いことになっている」
(撮影:You Ishii)
1986年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始、その後掲載誌を移して現在も連載中、単行本の累計発行部数は1億2000万部超とワールドワイドな人気を誇る『ジョジョの奇妙な冒険』。その原点である「第1部ファントムブラッド」をミュージカル化するという、最高にワクワクする試みが行われる。2024年2月の帝国劇場公演を皮切りに、3月に北海道・札幌、4月に兵庫と巡る公演で、19世紀末のイギリスに生きる主人公、ジョナサン・ジョースターを演じるのは松下優也と有澤樟太郎。そして、演出・振付は海外でも多くの舞台に関わり、日本では2023年のミュージカル『ピーター・パン』を担当し注目を集めた長谷川寧。既にワークショップに参加しているふたりと、着々とクリエイティブワークを引っ張っている長谷川。彼らが思うジョナサン、そしてミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険』について語ってもらった。
タイプの違うふたりが演じるジョナサン・ジョースター
――おふたりが演じるジョナサン・ジョースターは、英国貴族ジョースター家の息子で〈謎の石仮面〉をめぐってディオ・ブランドーと宿命の闘いを繰り広げます。