くらし情報『梶裕貴が振り返る“最も過激なミッション” 「信念を貫く姿勢は自分に近いものがある」』

2021年12月22日 07:00

梶裕貴が振り返る“最も過激なミッション” 「信念を貫く姿勢は自分に近いものがある」

僕も"自分はこう思うんだ"ということをちゃんと相手に伝えたいタイプなので、父親であるオックスフォード公とのやりとりを見ていても近いところがあるなと感じて。彼の気持ちはすごく理解できましたし、そういった意味では、あまり難しく考えることなく、自然と彼に寄り添いながら演じることができました」

ひと言で声の演技と言っても、アニメと洋画の吹き替えは似て非なるもの。吹き替えならではの難しさや面白さはどんなところにあるのだろうか。

「海外の俳優さんの表情のつくり方や仕草は、当たり前ですが、普段の僕らとはまったく違っていて。なので、その役者さんの感情の流れや呼吸、話すテンポを自分の中になじませる作業が、吹き替えには必要になってくるんです。その上で、俳優さんの芝居の波を崩さずに、いかに日本語としての面白さを足していけるかがポイントなんだろうなと考えています」
梶裕貴が振り返る“最も過激なミッション” 「信念を貫く姿勢は自分に近いものがある」


そんなプロフェッショナルのスキルを発揮しつつも、最後に重要になってくるのは、やはりハートの部分だ。

「今回、僕がいちばん大事にしたのは、やはりコンラッドの信念を貫く姿勢。時に未熟さが先行して、父親とぶつかってしまうところもあるけれど…そんなふうに抑えきれない感情があふれ出てしまうところも、コンラッドの魅力的な人間性を語る上で、とても重要だと思ったんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.