くらし情報『梶裕貴が振り返る“最も過激なミッション” 「信念を貫く姿勢は自分に近いものがある」』

2021年12月22日 07:00

梶裕貴が振り返る“最も過激なミッション” 「信念を貫く姿勢は自分に近いものがある」

過去2作との大きな違いは、本作が"戦時下を描いた作品である"ということ。戦争は、その人の思想や人生を無視して多くのものを巻き込み、飲み込んでしまう。なので、戦地に赴くコンラッドを演じるときは、言葉では表せない叫びや呻きに、どれだけ臨場感を出せるかを意識しました」

声優は、高度な技術が求められる仕事だ。実際にその場に立つことはなく、体を動かすこともなく、声だけでリアルな感情を表現しなければいけない。そこに嘘があったら、一瞬で観客は興ざめしてしまう。マイクの前で役として生きるために必要なものは何だろうか。

「想像力と経験値だと思います。キャラクターの気持ちを、自分の今までの経験と照らし合わせて、想像する。
たとえば格闘を描いたものなら…自分は身近に経験したことはないけれど、誰かと喧嘩をした時のこととか、料理で指を切ったこととか、そういう小さな経験から想像を広げて膨らませていくことが大事なんです」

梶裕貴が振り返る“最も過激なミッション” 「信念を貫く姿勢は自分に近いものがある」

これまで経験した中で“最も過激なミッション”

その想像力は、本作でも豊かに活きている。

「戦地では、おそらく常にものすごい爆音が鳴り響いているわけです。だから、ただ大声を出しただけじゃ周りの人には聞こえない。

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