2021年12月22日 07:00
梶裕貴が振り返る“最も過激なミッション” 「信念を貫く姿勢は自分に近いものがある」
指令を届けたい相手は目の前にいるのか、それとも後ろにいるのか、そういった状況をリアルに想像しながら、じゃあどれくらいの声を、どういった指向性で発すればいいのかということを考えますね」
シリーズ最新作にして、“最も過激なファースト・ミッション”と銘打たれた本作。ちなみに梶裕貴がこれまで経験した中で“最も過激なミッション”と言えば…?
「新人の頃にバラエティ番組に出演させていただき、その中でウィンドサーフィンをやろうという企画があったんです。たまたまロケの日は風が強い日。ウィンドサーフィン上級者にとっては、ものすごくいい波が来る最高の日だったんです。けれど、もうお分かりの通り、初心者にとっては地獄みたいな状況で(笑)。それでも、新人らしく当たって砕けろ精神で、とにかく一生懸命トライしていたら…いつの間にか、だいぶ沖の方まで流されてしまっていて(笑)」
思いがけないピンチ到来。さて、若き日の梶はどうしたか。
「このままじゃ遭難すると思って、砂浜にいるスタッフさんに『助けてください!』という願いを込めて、全力で手を振ったんです。
そしたら、スタッフさんたちが笑顔を浮かべて陽気に手を振り返してきて…。