2021年10月11日 17:00
【ライブレポート】「キャリアは違っても、目を見てしゃべったら何か分かるんよね」 ウルフルズの音楽の情熱をSUPER BEAVERへ受け渡す、極上の対バンライブ
「ご紹介にあずかりましたSUPER BEAVERです。ウルフルズは30周年、俺たちは17年目。17年目の新人バンド、トップバッターを飾らせていただきます!楽しむ準備はできてますか?そんなもんでいいですか?本日ここを選んで来てくれた愛すべきあなたのお手を拝借。手は頭の上へ。大きな手拍子で、ウルフルズをびっくりさせましょう」(渋谷)
初っぱなから戦闘態勢の4人は、まずは『美しい日』を。渋谷は、常々言葉にしている“あなたたちじゃなく、あなた”に向け、誰ひとりとして置いていかぬよう歌いかけていく姿が実に印象的だ。
「せっかくの機会、ようやくあなたと会えました。ウルフルズがつなげてくれたこの縁、大事にしたいと思うので、あなたと一対一、一分一秒気を抜かずバンバンいきますので、何卒よろしくお願いします」(渋谷)
一曲ごとにクライマックスを更新していくかのような勢いで、次なる『閃光』では、柳沢亮太(g)が「見せてくれ、福岡ー!!」と弾き倒しながらほえるほえる!しかも「声が出せないので、声以上の何かを!」(渋谷)と、曲中もあおるなど、この一体感はSUPER BEAVERのホームと言うほかない。