2021年10月11日 17:00
【ライブレポート】「キャリアは違っても、目を見てしゃべったら何か分かるんよね」 ウルフルズの音楽の情熱をSUPER BEAVERへ受け渡す、極上の対バンライブ
(渋谷)
渋谷はマイクから距離を取りながらも一層歌声を強く響かせ、『時代』へと突入。胸をつかむメロディを奏でながら「最後に両手を上げてください!」と柳沢が先導し、終わりを迎えるその瞬間まで、声なきコール&レスポンスを完遂。先輩への最大の敬意を持って、観客のパワーを増幅させたSUPER BEAVERに、大きな拍手が送られた。
オープニング時とは衣装をがらりと変え、黄色のスーツで登場したトータス松本を筆頭に、ついに真打・ウルフルズのお出ましだ!いきなりの『ええねん』で、場の空気を一気になにわのソウル&ファンクに塗り替え、ウルフルズ流テクノポップ『センチメンタルフィーバー 〜あなたが好きだから〜』では、ジョンBが爽やかな声を聴かせる。
「今日は『“対バン”よんでコールミー』。やっとやれる。もう、うれしいの一言やね。やっぱりお客さんの前で歌うっちゅうのは、たまらんもんがあって。たまらんもんと言えば、さっきのSUPER BEAVER!誘ってくれたって言うけど、こっちからしたらよく誘いに乗ってくれたなと思うわ。僕らもそこそこ歳を重ねていろんな音楽をやってきた。そこに、20歳も年下で元気なバンドがいたらさ、一緒にやりたいなと思うよ。