堂本剛に森崎ウィンが聞くエンターテイナーの生き方「好きなことだけやっていくのって大変ですか?」
堂本そこで言うと、僕は役をそんなに引っ張らないんです。本当に淡白、そこは。
森崎役に入るのはカメラが回ったときだけ?
堂本ギリギリまでしょうもないこと言ってるけど、「よーい」って言ったら普通に芝居を始める。で、「カット」ってなったら、そのままくだけて、みたいなことが多いかな。
森崎特に今回はコンビニでふたりきりのシーンが多かったんで、どうしようかなと。
堂本あそこのコンビニ面白かったね。ちっちゃいクレーンゲームがあって。あれがまた一つの楽しみで。
森崎ずっとひとりでやってらっしゃいましたよね(笑)。それ見て、これは絡むのやめようと思って、スッと休憩所に行きました(笑)。
大人からよく「好きなことだけでは生きていけない」と言われてきた
――劇中、「自分の好きなことだけやって生きていける大人なんて、そんなにいないよ」という台詞がありました。ぜひこの台詞についておふたりが感じたことを聞きたいのですが。
堂本(森崎に)どうですか?
森崎まさに親とか先輩とか、20代でバイトしていたときに店長クラスの人から言われてきた言葉で。そのときの僕はまだ世間を知らないから、「俺はやりたいことをして生きていくんだ」