堂本剛に森崎ウィンが聞くエンターテイナーの生き方「好きなことだけやっていくのって大変ですか?」
って若さゆえの尖りで突っ走ってたんですけど、30を過ぎた頃くらいから、好きなことだけではやっていけないという言葉の重みを改めて知ることが結構あるんですよね。
堂本うんうん。
森崎好きなことをやるためには、やらなきゃいけないこともやらなくちゃいけないっていう。これは仕事だけじゃなく日常生活もそうですけど、自分中心ではすべては回らないじゃないですか。それが今の日本社会だよなって感じることが多いので、あの台詞は夢とか仕事に限らず、普段の生活から言えることなのかなと思いました。
堂本僕はその逆で。
森崎そうなんですか。
堂本僕も若いときにさんざんそういうことを言われてきた。
そのときは僕もなにくそ根性でいろいろ思ったりもしたし、逆にそうなのかもしれないなと納得したりもして。両極の自分がいた感じはある。
森崎剛さんは、ちょっと俯瞰的に自分を見てるところがあるんですか。
堂本AB型なんで、ちっちゃい頃から俯瞰で見る癖があるの。めちゃくちゃ物事を冷静に見ちゃうのよ。
森崎うわ〜って熱くなっているのを、上のほうからふ〜んって眺めている自分がいるみたいな。
堂本自分の感情が本物であればあるほど、その逆の感情も感じ取ろうとしちゃう。