マティス、モディリアーニ、萬鉄五郎の絵画の共通点とは?『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』で楽しむ”組み合わせの妙“
展示 中央:マリア・ブランシャール《果物籠を持った女性》1922年 パリ市近代美術館奥:小倉遊亀《浴女 その一》1938年 東京国立近代美術館※前期(5月21日〜7月7日)展示
トリオ・テーマ<デフォルメされた体>より左:柳原義達《犬の唄》1961年 東京国立近代美術館中央:ジェルメーヌ・リシエ《ランド地方の羊飼い》1951年 大阪中之島美術館 右:イヴ・クライン《青いヴィーナス》1962年 パリ市近代美術館
第6章「響きあう色とフォルム」は、色や形に着目したセクションだ。3館ともにコレクションに力を入れている20世紀美術は、人物や風景といった主題を表現する手段ではなく、色や形そのものが作品の主題となる時代だった。さまざまなトリオを通じて、作家たちが追求していたものを見つめていく。
トリオ・テーマ<軽やかな彫刻>より 手前:アレクサンダー・カルダー《テーブルの下》1952年 パリ市近代美術館左奥:ファウスト・メロッティ《対位法 no.3)》1970年 大阪中之島美術館 右奥:北代省三《モビール・オブジェ(回転する面による構成)》1953年 東京国立近代美術館
トリオ・テーマ<色彩の生命>より 左:辰野登恵子《UNTITLED 95-9》1995年 東京国立近代美術館中央:セルジュ・ポリアコフ《抽象のコンポジション》1968年 大阪中之島美術館 右:マーク・ロスコ《ボトル・グリーンと深い赤》1958年 パリ市近代美術館
そして最後のセクション 第7章「越境するアート」