KANA-BOON、KALMA、UNFAIR RULEが競演 『PLAYLIST presents“ヘッドフォンを外して vol.8”』オフィシャルライブレポート
そんな一言から始まったのは「うた」。未配信の楽曲であったが、vo.山本の力強い歌声とギターのサウンドに会場は魅了される。その後も「嘘」「馬鹿みたい」と勢いのままにライブは続いていく。杉田崇(ds)のビートも相まって、UNFAIR RULEらしい力強い音楽で会場を盛り上げる。
「自分だけの解釈で、自分だけの歌にして持って帰ってください」そんな山本の力強い一言とともに、最後の「君にさよならを言わない」へ。《守らなきゃいけないのは私じゃなくて君だった》 きっと誰もが感じたことのある、大切な人への愛が故に生まれた苦しみが描かれた歌詞が、ライブハウスでより心に刺さっていく。トップバッターとして、十分過ぎるほどに会場をあたためた。
続いては北海道発3ピースバンドKALMA。
「どんな迷いや決断も、これでいいと思えますように」という一言とともに1曲目は「これでいいんだ」。サビで観客は一斉に拳をあげて盛り上がる。《転んだ日もずぶ濡れになった日も全部を抱きしめて今日も笑っていこう》 うまくいかない日常も愛すことができる、そんな今日が始まりそうな予感がした。勢いそのままに、「隣」「モーソー」へ。畑山悠月(vo/g)