KANA-BOON、KALMA、UNFAIR RULEが競演 『PLAYLIST presents“ヘッドフォンを外して vol.8”』オフィシャルライブレポート
今が1番かっこいい、KALMAにしか作れない空間が生まれていた。最後は、少し秋も見え始めた夏の終わりにぴったりな「夏の奇跡」で締め括った。
KALMAの3人が全身全霊で作る音楽とライブは、ライブハウスで聴いて、より楽しめるものだった。気持ちが乗らなくてつまらない日も、KALMAのライブに行けば愛せるようになるんだなと感じられる、そんな時間だった。
最後は大阪・堺出身のロックバンド、KANA-BOON。谷口鮪(vo/g)が「最前も真ん中も後ろも柱の向こうも!」と呼びかけ1曲目は「1.2. step to you」。観客もクラップやジャンプをして楽しむ。遠藤昌巳(b)も、観客と目を合わせながら笑顔で演奏していく。
その勢いのままに「フルドライブ」へ。空間を切り裂くような赤と青のライトに照らされ、思い思いにかき鳴らす。アーティストと観客、互いが互いの熱量に応えるように、すぐに一体感が生まれていく。「UNFAIR RULEもKALMAも非常にいいライブをしていて、ハードル上がって困るなぁという感じですね。バトンは繋がれて、ホットな状態を前にライブができてうれしい。」とにこやかに話す場面も。
続いて演奏するのは「結晶星」。