KANA-BOON、KALMA、UNFAIR RULEが競演 『PLAYLIST presents“ヘッドフォンを外して vol.8”』オフィシャルライブレポート
と斉藤陸斗(b/cho)が背中合わせでギター・ベースをかき鳴らし、金田竜也(ds/cho)も安定したビートを響かせ、メンバーそれぞれが思い思いに楽しむ。カラフルなライトに照らされ、観客もシンガロングして次第に会場がひとつになっていく様子がより鮮明に見えた。
MCでは、畑山が今回のライブ前にKANA-BOONの谷口鮪(vo/g)とカラオケに行ったときのエピソードを話す場面も。「本人の前でKANA-BOONカバーして一緒にハモってもらった。そうしたら鮪さんが俺もカルマ歌うわ......と言ってくれて、すげぇ喜んでたら俺らの曲じゃなくてBUMP OF CHICKENのカルマだった」と思わぬエピソードを話すと会場からは笑いが。「そのときにも歌ったKANA-BOONの好きな曲を、今日バンドでカバーします」という一言の後に演奏したのは「羽虫と自販機」。まさに、ヘッドフォンを外して訪れたからこそ聴けたレアなカバーだ。
KALMA
そのまま続くのは「恋人はバンドマン」、そして8月28日にリリースしたばかりの新曲「ROOM」。
《ROOM自由になれても ROOM孤独を感じる》など、サビのリフレインの部分は観客も一体になって盛り上がりを見せ、KALMAのライブを盛り上げる武器がまた1曲増えた印象だった。