くらし情報『「ぶつかりあって生まれる熱量を届けたい」 『オレステスとピュラデス』鈴木仁×濱田龍臣インタビュー』

「ぶつかりあって生まれる熱量を届けたい」 『オレステスとピュラデス』鈴木仁×濱田龍臣インタビュー

それが直接行動にもつながっていきますし。現代だと、どうしてもSNSをはじめとして、感情を間接的に表すことが多い。人対人で、直接感情がぶつかり合うのが新鮮だし、その豊かさが作品の面白さにつながっていくんじゃないかな、と思います。復讐に囚われているふたりが、どうやって周りと感情をぶつけあって視野を広げていくのかというのは、稽古をしていてもすごく楽しみな部分ですね。

日々進化する作品

「ぶつかりあって生まれる熱量を届けたい」 『オレステスとピュラデス』鈴木仁×濱田龍臣インタビュー


――稽古場の雰囲気はどうですか?

鈴木初めての舞台稽古なので他と比べることはできませんが、演出の杉原さんは、「こういうセリフ回しはどうですか?」とか「こういう演技で大丈夫ですか?」といった僕たちの差し出すものに、すごく的確に応えてくださるんです。だからセリフへの理解を少しずつ深められるし、素直に楽しみながら稽古に取り組めています。

濱田台本では真面目なシーンにもくすっと笑えるセリフが入っているんですが、そのときの邦生さんがすごい楽しそうな、本当に無邪気な少年みたいに笑うんですよね。それによってすごく稽古場の雰囲気がよくなっているなと思います。
もちろん演劇に対してすごく熱いものをもってらっしゃるので、毎日話し合って、日々作品が進化していくのを感じられるのはすごく楽しいですね。

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