2021年10月26日 20:14
「10万分の1秒の音響映画祭」開幕、音楽青春映画『ミュジコフィリア』がオープニング飾る
TOHOシネマズ日比谷のプレミアムシアター(スクリーン1)で開催される「10万分の1秒の音響映画祭」が10月26日に開幕した。オープニング作品として音楽青春映画『ミュジコフィリア』がプレミア上映され、本作が長編映画初主演となる井之脇海、共演する松本穂香と川添野愛、谷口正晃監督が舞台挨拶に登壇。登壇が叶わなかった出演者の山崎育三郎がビデオメッセージを寄せた。
漫画家・さそうあきら氏のコミックを実写映画化した『神童』『マエストロ!』に続く音楽映画3部作の完結編。京都の芸術大学に入学した主人公・漆原朔(井之脇)が、個性あふれる仲間たちとの出会いを通して成長し、さらなる才能を開花させる姿を描く。
井之脇は「こんな大きなスクリーンだとは思っていなかった」とプレミアムシアターの設備に圧倒された様子。「役者を始めて16年経って、初主演映画になりました。やっとという気持ちもありますし、主演作を見てもらうのが、こんなにうれしいことなんだと感じている」と喜びのコメント。
谷口監督は「音楽と音がテーマの作品なので、10万分の1秒の音響映画祭に選んでいただき、うれしいですし、映画を見るのに一番いい環境での上映なので、光栄に思っています」