2021年10月26日 20:14
「10万分の1秒の音響映画祭」開幕、音楽青春映画『ミュジコフィリア』がオープニング飾る
と映画祭の開幕を祝った。
天性の音楽の才能を持つという役どころについて、井之脇は「天才なんですけど、自分のことを天才だと思っていない。音楽が大好きで、愛にあふれている」と語り、「僕自身も、この映画で音楽の楽しさを知る瞬間があったので、それをちゃんと感じて演じることが大切だと思った」と回想。ピアノ演奏にも挑み「もちろん、めちゃくちゃ練習しましたが、ピアノを弾く時間がむしろリラックスタイムになり、楽しみながら乗り切ることができた」と話していた。
松本は朔に思いを寄せるピアノ科の浪花凪を演じ、劇中では歌唱やギター演奏も披露。「コミックならではの声や音を、実写で表現するのは大変だろうと不安もあった」と明かし、「好きなことを楽しむことの大切さと難しさを感じてもらえるはず。純粋に音楽を楽しんでもらえれば」とアピール。朔にとって憧れの幼なじみであるバイオリニストの谷崎小夜を演じた川添は、「私の母が子どもの頃に使っていたバイオリンを、小夜のバイオリンとして使うことになり、肌身離さず持っていた」と楽器への思い入れを語っていた。
映画の世界を肌で感じる真の音響体験を堪能できる「10万分の1秒の音響映画祭」。