2024年5月20日 17:45
新人俳優たちが涙…池松壮亮&奥山大史監督ら『ぼくのお日さま』に約8分間のスタンディングオベーション
現在開催中、第カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション部門の中で日本作品として唯一選出された『ぼくのお日さま』のワールドプレミアとなる公式上映が、フランス現地時間5月19日、ドビュッシー劇場で行われ、監督の奥山大史、キャストの池松壮亮、越山敬達、中西希亜良、主題歌の「ハンバート ハンバート」佐藤良成が登壇した。
本作は、田舎町のスケートリンクを舞台に、吃音のあるアイスホッケーが苦手な少年タクヤ(越山敬達)と、選手の夢を諦めたスケートのコーチ荒川(池松壮亮)、コーチに憧れるスケート少女さくら(中西希亜良)の3人の視点で紡がれ、雪が降りはじめてから雪がとけるまでの、淡くて切ない小さな恋の物語を描く。奥山監督が撮影、脚本、編集も手掛けている。
グザヴィエ・ドラン&是枝裕和監督らが見守り「ある視点」部門で公式上映
この日、公式上映がはじまると映画祭ディレクターのクリスチャン・ジュネが登壇し、上映に「駆けつけました」とコンペティション部門の審査員を務める是枝裕和監督を紹介。その後に「ある視点」部門の審査員長グザヴィエ・ドラン監督を紹介すると、劇場は一気に興奮につつまれた。
公式上映の場では『CLOSE/クロース』のルーカス・ドン監督、西川美和監督、山下敦弘監督が見守る中、『ぼくのお日さま』チームが紹介され、「ハンバート ハンバート」