『イサム・ノグチ 発見の道』東京都美術館にて開催中 石彫作品や「あかり」などでその創作の足跡をたどる展覧会
第二章の「あかり」インスタレーション
展覧会のタイトル「発見の道」は、イサム・ノグチが晩年に制作した石彫作品《発見の道》にちなんだもの。本展では、ノグチが彫刻を始め、独自の石彫に至るまでの長い道のりを3章構成でたどっていくものだ。
イサム・ノグチ《発見の道》(1983-84)鹿児島県霧島アートの森蔵(C) 2021 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, NY/JASPAR, Tokyo E3713
第一章「彫刻の宇宙」は、1940年代から80年代までの主要な作品を「あかり」のインスタレーションとともに展示する。ゆっくりとした光の点滅により、彫刻の見え方が変わっていくところにも注目しよう。
イサム・ノグチ《化身》(1947年)(鋳造1972年)イサム・ノグチ財団・庭園美術館(ニューヨーク)蔵(公益財団法人イサム・ノグチ日本財団に永久貸与)(C) 2021 The Isamu Noguchi Foundation and Garden Museum/ARS, NY/JASPAR, Tokyo E3713
続く第二章「かろみの世界」