くらし情報『大泉洋・柳楽優弥 笑いと涙の裏側「役の中にビートたけしの振る舞いがある」』

2021年12月8日 07:00

大泉洋・柳楽優弥 笑いと涙の裏側「役の中にビートたけしの振る舞いがある」

そこに「モノマネじゃダメなのよ!」とツッコミを入れる大泉。まるで劇中の“師弟関係”を見ているようだ。

「モノマネだったら映画として、あそこまで完成されていなかったよ。出来上がった映像のツービートの漫才を見た時は本当にビックリしちゃって。前々から柳楽くんはすごい人だなと思ったけど、今回の技術には脱帽しました」(大泉)

「僕が求めていたのはモノマネではなく、自然とたけしさんが板についていることだったので、大泉さんにそう言っていただけて救われます。すごく大変だったから乗り越えた甲斐がありました。

僕自身、タケシを演じる上でいっぱいいっぱいになって周りが見えなくなっていた部分があったのですが、大泉さんは寒さとか過酷な現場でも笑える瞬間をつくってくれて。僕ができていなかったことを自然とやってみせる大泉さんをすごく尊敬しています」(柳楽)

特に劇団ひとりと大泉の言葉の応酬に「レベルが高い!」と思わず絶賛する柳楽。
『青天の霹靂』から二度目となる気心の知れた間柄なだけに“罵り合って”笑いを生んでいたそう。

「劇団ひとりも僕にとっては放っておけない男で、ついつい話しかけたくなるんですよ。それで、お互いがお互いを罵り合っているだけなのに、勝手に笑いが生まれちゃいましたね(笑)」

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