2023年2月3日 20:00
【BLUE ENCOUNTインタビュー・前編(NeoMe編)】最新鋭のコンセプチュアルなライブでありながら、ライブハウスの感じも味わえて面白かった
──バンド側からもアイディアは出したんですか。
高村新しい挑戦だったから、結構委ねることも多かったんですよね。僕ら色に染めるよりも、監督さんが持つこういうビジョンがあって、こういうふうにBLUE ENCOUNTを見せたいというのが強かったので。
だったらそれに乗っかった方がいいのかなっていうのもあったんです。絵コンテをもらって、僕らが口を出したのは少しだけで。あまり僕らのイメージに近づけさせなすぎないように、あくまで“NeoMe”という仮想空間の中でのライブが条件なので。そこは僕らの意思だけを貫き通しすぎずで。
BLUE ENCOUNT
江口そうだね。
あとは正直、どんな感じになるかも僕ら自身が想像できないのもあったんですよね。変に僕らがいつもやっているライブの感覚でものを言いすぎてしまうと、NeoMeでやる意味がないので。コンセプトをしっかりと理解している人にある程度はお願いをして、そのなかで思い切り表現するという感じで。
田邊だから、4人とも現場対応みたいな感じのスタイルだったかしれない。
──ライブをやる上でのテンションとしては変わらない感じですか。
田邊最初は、シュッとしたいなと思っていたんですよね……。