2021年5月5日 12:00
前田敦子「自分が一生続けられるものはお芝居しかない」 NODA・MAP初出演にむけての思い
人生ってホント、何があるかわからない、それをすごく実感しています。野田さんの作品は、最後にいつも「うわあ〜、嘘でしょう!?」って驚かされて、胸がいっぱいになります。最初から最後まで、展開が想像出来ないのが野田さんの世界だなって思いますね。その世界の一員にしっかりなれるよう、頑張りたいです。
――共演の方々とはワークショップでお会いになっているのでしょうか。
白石加代子さんとはワークショップでお会いして、もう台詞を聞いたとたん、その場にいる皆の背筋が伸びるように感じましたね。スコーンと響く声にとても惹きつけられて。いつか同じ舞台の上で白石さんを観てみたいと夢見ていたことが今回叶い、もう楽しみでしょうがないですね。
野田さんに誘ってもらわなかったらもう舞台はやらなかったかも
――前田さんは、蜷川幸雄さん演出の『太陽2068』(2014年)で初舞台を踏んで以降、岩松了さんや三浦大輔さんの演出舞台に出演して来られました。舞台経験を積む中で、表現することへの意識の変化などはありますか?
やるたびに、楽しいと思えて来ています。一番最初は「もう無理かもしれない!」って気持ちから始まったんですよね。