2024年3月13日 17:30
総勢43名が登壇! 新国立劇場『デカローグ1〜10』制作発表会見
と、大学教授ゾフィア役の高田聖子。その聴講生・エルジュピタ役の岡本玲は、「十篇の話の、作品の繋がりを大切にしながら演じたい」。
高田聖子
■プログラムE(6月22日(土)〜7月15日(月・祝)、プログラムEとの交互上演)
プログラムE出演者(撮影:阿部章仁)
デカローグ9「ある孤独に関する物語」演出:小川絵梨子
伊達暁が演じるのは40代の心臓外科医・ロマン。性的不能と診断され、「妻はそれを受け入れるも、妻には若い学生の不倫相手が──。もやもやした内面を、どう舞台上に現出させることができるかがテーマ」と意欲的。妻・ハンナ役の万里紗は、「パートナー同士が相手の弱さや恐れをまるで鏡のように映し出す、その様は滑稽で、リアリティがある」。不倫相手のマリウシュ役・宮崎秋人は「まっすぐに愛していけたら」。
伊達暁(前列左)
デカローグ10「ある希望に関する物語」演出:小川絵梨子
竪山隼太演じる弟のアルトゥルと石母田史朗演じる兄・イェジーは、父の死により久しぶりに再会。「兄と一緒に、父の住んでいたフラットを訪れ、父が膨大な切手のコレクターであることに気づく。切手1枚に莫大な価値があることが判明して、という人たちの話です」