2022年3月31日 17:00
田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋の演劇ユニット第3弾。門脇麦、荒川良々をゲストに迎えて、“ケダモノ”を描く
約6年前に誕生し、第1弾『同じ夢』、第2弾『神の子』を上演してきた、田中哲司、大森南朋、赤堀雅秋の演劇ユニット。『ケダモノ』と題する約2年半ぶりとなる第3弾には、門脇麦と荒川良々が参加する。独自のユーモアを交えながら人間の奥底を描き出す赤堀作品の魅力がさらに濃く刻まれそうな本作で、それぞれの俳優たちも、テレビでは観ることができない魅力を爆発させそうだ。
一緒にゼロから真摯にものが作れる幸せな場
──田中哲司さん、大森南朋さん、赤堀雅秋さんの演劇ユニットの上演が第3弾を迎えました。お三方の今の思いを聞かせてください。
赤堀とても幸せです。今、脚本の執筆が遅れていて、各所にご迷惑をかけているので、そんな牧歌的なことを言っている場合ではないのですが(笑)。でも、一緒にゼロから真摯にものが作れる、そういう幸せな環境があることは、やはりとてもありがたいです。
『ケダモノ』メインビジュアル
田中僕にとっても赤堀作品に参加するのは楽しみでしかないんです。同じ舞台でも、原作があったり難解な作品もあるなかで赤堀くんの本はスッとその世界に馴染める。だからすごく楽しくて、それが3回も続けられるというのは嬉しい限りです。