2022年7月1日 07:00
アルバス役・藤田悠&福山康平 舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』Wキャストインタビュー第1弾
撮影:源賀津己
ACTシアターを中心とする東京・赤坂の一角が「ハリー・ポッター」の世界になる。小説で、映画で描かれた世界そのままに、舞台で描かれるのはハリーたちが大人になり、結婚し、子どもたちがかつての彼らのような年ごろになった時期の話。果たして、ポッター親子を待ち受けるものは!?そんなワクワクする物語を、ハリー役の藤原竜也、石丸幹二、向井理をはじめとするキャスト陣が舞台上で描き出す。そして、ハリーの息子であり物語の中心となるアルバスを演じるのは、藤田悠と福山康平。ふたりが感じるアルバス、そして共演するキャストの姿は……?
アルバス・ポッターを演じていて感じること
――おふたりは、アルバス・ポッターをどういう人物だととらえていますか?
藤田アルバスは常に劣等感を抱えていて、負のオーラをまとっているような感覚があります。それでも自分のことを認めてほしいと思っているけど、その表現の仕方がストレートで、怒りや悲しみを父親のハリーにぶつけてしまうんです。自分の人生は不公平だと感じ、何とかそれを変えたくて、基本的にずっと苦しんでいるじゃないかっていう印象がありますね。
福山父親のハリーと比較されてしまうので、劣等感を抱えているんです。