くらし情報『映画『女たち』篠原ゆき子 インタビュー「ストレスをためない生き方」』

映画『女たち』篠原ゆき子 インタビュー「ストレスをためない生き方」

―—脚本作りから参加するというのは、女優としては本望なやり方ですね。

はい。1年間、美咲について考えてきたので、いつのまにか自分のなかに美咲のエッセンスが入り込んでいて、特に役作りはしなかったです。

ただ、脚本作りの段階で、突然コロナ禍となり、「コロナを無視して撮影するのは難しいね」という話になりました。それでコロナを交えての物語にすることになったのですが、撮影まであまり時間がなくて。

でも、内田監督にとっての脚本は、旅行に行く上でのガイドブックのようなものだそうで「その場で生まれるものを一番大事にしてほしい」と言われたので、全然脚本どおりではなかったです。

映画『女たち』篠原ゆき子 インタビュー「ストレスをためない生き方」

『女たち』 6月1日(火)全国公開 ©「女たち」製作委員会
―—撮影に入られたのは、昨年のいつ頃でしたか。

7月です。
当時、撮影が出来るかできないかの瀬戸際でしたが、奥山プロデューサーが「やってみましょう」と賭けに出られた感じでした。

ですから、撮影に入れたという喜びと共に、誰かが感染したら止まってしまうという緊迫感があり、だからこそ、意地でも“今”を焼き付けようというみなさんとの結束感をすごく感じました。

みんな裏でいろんな孤独を抱えている

―—美咲と親友の香織が、草原でワインを飲みながら語り合うシーンが素敵ですが、それだけにその後で起こる悲劇が切なかったです。

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