2021年11月23日 12:25
chelmico、2年2カ月ぶり有観客ワンマンレポート「また会えるときまでご無事で」
を披露。その意味でもコロナ禍にリリースされ、ライブではまだ陽の目を見ることがなかった楽曲が次々に展開され、観客の期待に応えていく。
そしてDJの%Cの紹介をはさみ、Rachelの「俺ラップしてえよ!超格好いいラップするよ!」というMCから、%Cがビートを手掛けた「E. P. S.」を披露。ヒップホップらしいタフなビートに対して、chelmicoもタイトなラップを乗せ、ラッパーとしての自力の強さをライブを通してアピールする。同じく%Cが手がけた「Terminal 着、即 Dance」、そして「N.E.S.」と、ライブが出来ない期間でもラップ力は衰えず、むしろ向上していることをこのパートでは表現した。
Rachel
%Cのビートライブの間にchelmicoは衣装をチェンジし、真っ暗なステージに2人が戻ると、ピンスポットやストロボ照明に照らされた「Limit」、長谷川白紙がトラックを手がけた「ごはんだよ」と、chelmicoの中でもアブストラクトな感触のある楽曲を連続で披露。
そのまま新曲となる「三億円」へと展開し、キュートなだけではない、chelmicoのソリッドな音楽表現を観客に提示した。