くらし情報『歌舞伎座初主演の市川染五郎、愛知・岡崎城ほか作品ゆかりの地を訪ねる』

2022年5月14日 10:00

歌舞伎座初主演の市川染五郎、愛知・岡崎城ほか作品ゆかりの地を訪ねる

市川染五郎、清瀧寺にて 写真提供:松竹(株)

写真提供:松竹(株)



2022年6月2日(土)開幕の「六月大歌舞伎」第二部『信康』にて、歌舞伎座で初めて主演を勤める市川染五郎が、演出の齋藤雅文と共に徳川信康ゆかりの地を訪問。その様子が公開された。

近年は歌舞伎以外にも、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で薄幸の美青年・源義高役で注目を浴び、劇場版オリジナルアニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』で主人公の声優に挑戦、シュウウエムラのアンバサダーに起用されるなど活躍の幅を広げている染五郎が勤めるのは、「六月大歌舞伎」第二部で上演される『信康』の主人公・徳川信康。

21歳という若さで命を落とした徳川家康の嫡男・徳川信康を、父・家康との心の葛藤に焦点を絞って描き、昭和49年に第三回大谷竹次郎賞(その年の優れた新作歌舞伎に贈られる賞)を受賞。天下統一目前の織田信長に抗うことができず苦悩する家康や、哀れさを漂わせつつも家のために潔く生きる信康の姿など、時代に翻弄された親と子の運命がドラマティックに描き出される感動作だ。今回、信康の父であり後に江戸幕府を開く徳川家康を松本白鸚を勤め、祖父と孫の共演にも注目が集まる。


歌舞伎座初主演の市川染五郎、愛知・岡崎城ほか作品ゆかりの地を訪ねる

岡崎城にて。左は演出の齋藤雅文
上演を翌月に控えた5月13日、ふたりが最初に訪れたのが、信康が城主をつとめたこともある岡崎城(愛知県岡崎市)。

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