「今だからこその楽しさを!」原田諒×紅ゆずる “なんでもあり”な『エニシング・ゴーズ』
ですから今回は一曲、これまでの日本版ではやってこなかった楽曲をカーテンコールでやろうと思っているんです。
『Take Me Back to Manhattan』という曲で、ロンドンに到着したリノが、ロンドンも素晴らしいところだけれど、やっぱりあのゴチャゴチャしたニューヨーク、つまりは彼女の原点に帰りたいと歌う曲です。いわゆる“原点”をずっと持ち続けているリノの姿は、紅さんと重なります。そういった原風景を失わない限り、リノも紅ゆずるも魅力的であり続けるし、味わいのあるスターであると思います。
カンパニーそのものが記憶に残る作品になれば
――共演者の皆さんもそれぞれ個性的で魅力的ですね。
紅豪華ですよね。ホープ役の愛加あゆちゃんは同じ星組だった夢咲ねねの妹さんなので、勝手な親近感があります。ねねからも「よろしくお願いします」みたいなLINEが届いて「こちらこそです」と返しました(笑)。
そして……一路真輝さん!私、宝塚歌劇団を初めてテレビで観たのが一路さんなんですよ。だからとっても感動なんです!
原田ははは!
紅まさか一路真輝さんと共演させていただくことがあるなんて考えないじゃないですか。