くらし情報『『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』開幕 印象派、古典派から知られざる洋画作品も』

2022年5月26日 18:00

『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』開幕 印象派、古典派から知られざる洋画作品も

展覧会は5部構成。第1章「光と影の時代─印象派と古典派」は、住友春翠がパリで最初に購入したモネの作品《サン=シメオン農場の道》、《モンソー公園》のほか、19世紀のフランスで、アカデミズムの中心的存在だった古典派の作品を紹介する。

『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』開幕 印象派、古典派から知られざる洋画作品も

左:クロード・モネ《サン=シメオン農場の道》1864年、右:クロード・モネ《モンソー公園》1876年 いずれも泉屋博古館蔵
ジャン=ポール・ローランスは、画家の鹿子木孟郎がフランス留学時に師事していた、フランス・アカデミズムの中心的な画家の一人。鹿子木は、留学のバックアップをしてもらった見返りとして住友コレクションの構築に尽力していた。


『光陰礼讃―モネからはじまる住友洋画コレクション』開幕 印象派、古典派から知られざる洋画作品も

左:ジャン=ポール・ローランス《マルソー将軍の遺体の前のオーストリアの参謀たち》 1877年 右:ジャン=ポール・ローランス《年代記》1906年 いずれも泉屋博古館蔵
第2章「関西美術院と太平洋画会の画家たち」は、当時のフランスやヨーロッパで、印象派や古典派を学んだ画家たちを取り上げる。フランス古典派の写実表現を探求していた前述の鹿子木や、パリのクリッシー油絵研究所で学んだ仙波均平らを取り上げる。同じフランスであっても、学び取るものは個人により大きく異なっていたことが作品から伺える。

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