2022年5月13日 19:00
倉科カナ「すっと肩の荷が降りた 気がします」『お勢、断行』、2020年の全公演中止を経て、ついに開幕
と、キャスト全員が強い思いを持って初日を迎えた様子を語っている。
<初日コメント全文>
倉持 裕(作・演出)
ゲネプロを終えて開演時間を待つ間、ここまでは二年前に経験済みだけれど、ここから先は未知の領域だ、という感覚で、初日の幕が開くことに戸惑いすら覚えました。
上演するために稽古に励んで来たはずなのに、上演することに現実感がなかったのです。恐ろしいことですが、この、開演までの数時間が、開幕直前に中止になったトラウマを最も感じた時でした。
そうして迎えた初日は、言い尽くせないほど嬉しかったです。
二年前は、上演できないことの悔しさを知り、今回は、お客様の前で上演することがどれほど嬉しく、幸せなことなのかを知りました。
まずは、ご来場いただいたお客様と、今回の公演に力を尽くして下さった皆様に感謝申し上げます。
倉科カナ (淺葉勢 役)
「お勢、断行」2 年越しにやっと幕が上がりました!
2 年前はゲネまでやってコロナの影響で公演が出来ませんでした。
作るだけ作って止まったままなのに時は前に進んで、今までずっと心のどこかにシコリのように残っていたものが、今日幕が上がり、皆さんからの拍手を頂き、なんと言うか、すっと肩の荷が降りた気がします。