くらし情報『【インタビュー】「僕が作った曲だけど僕だけで作っていないって感じるものが確かにあるんです」20周年を迎え、辿り着いた森山直太朗の現在地とは…。』

2022年8月31日 18:00

【インタビュー】「僕が作った曲だけど僕だけで作っていないって感じるものが確かにあるんです」20周年を迎え、辿り着いた森山直太朗の現在地とは…。

森山直太朗 Photo:山本佳代子

Photo:山本佳代子



3月にリリースしたオリジナル・アルバム『素晴らしい世界』が、現在行われているツアーと共鳴するかのようにその輝きを増している。今年20周年を迎えた森山直太朗が自身の奥底にあるものを見つめ、時には激しく対峙し、掴み切った結晶である作品は、本人をして「恥ずかしいくらい」森山直太朗というシンガーソングライターの全てを物語っていると言っても過言ではない。そのアルバムを通過して生み出された最新曲「茜」も含め、森山直太朗の現在地をとことん語ってもらった。

創作を生み出す“理想郷”について

――アルバム『素晴らしい世界』に向かう契機となったものは何だったのでしょう?

2段階くらいあって、コロナ禍という日々になって音楽活動はおろか日常さえも失われてしまうような環境に身をおかざるを得なかったということ。そしてもうひとつが、コロナそのものに僕が罹患してしまい、生きるっていうこと自体が脅かされるというか、死というものを身近に感じる瞬間があったんです。そのふたつの経験が、当たり前のように普段であれば見過ごしていたり、通り過ぎていた景色をとっても愛おしく尊くかけがえのないものに感じさせてくれたんです。

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