【Like~an~Angel ライヴ映像配信記念 特集(全3回)】 L’Arc~en~Ciel、Like~an~Angel、TETSUYA すべてをクリエーションするtetsuya にソロインタビュー
とくに、僕もソロ活動をやり始めて、ヴォーカリストになってみたら余計にそう思うようになったんです。
やっぱり歌って、自分の声、体が楽器なので、例えば「頭のところの曲順はいいけど、あの曲とこの曲をつなげてそこに持ってくるのはツラいな」とか「ここは歌っててやりにくいな」とかあるんですよ。ヴォーカリスト的には。ライヴ全体を支配するのはヴォーカリストだと思うので、そこも踏まえて、ヴォーカリストがやりたいようにするのがいいと思ってたんです。だから、これまではずっとhydeに任せてたんですよね。
――そんな明確な理由がtetsuyaさんのなかにはあったのですね。
tetsuyaうん。別に僕はそんなにライヴに対してこうしたい、ああしたいという意見は元々なかったし。
僕が興味があること。僕が得意なことは映像の編集のほうなんですよ。大体、ラルクでライヴをやると、ツアーのファイナルや単発公演も映像化されるじゃないですか?その映像をどう撮るかとかという事前の打ち合わせや、撮った映像をどう編集するかっていうところにはすごく興味があるから、そういうところは、僕は監督と一緒に話をしたり。スタジオでの編集作業にも立ち会ってきたんですよ。