玉屋2060%(Wienners)×三原健司(フレデリック) 対バンライブ直前インタビュー「実はすごい昔に1回だけ対バンしてるんです」
事務所のイベントとかで一緒にやることはあったんですけど、そういうイベントって自分たちの現在地がリアルに出ちゃうから「悔しい」しかなくて。だからツーマンはずっと避けてたんですけど、今、デビュー10周年のタイミングになって、お互い目指してる方向性とかも全然違うし、そもそもの自分たちがどう生きていきたいかみたいなフェーズに入っていってるわけで、そこで「今のオーラル見てみたいな」って素直に思った瞬間があったんで。それでツーマンやりたいなと思ったんです。
――10年っていう時間もあるだろうし、歳を重ねたってのもあるだろうし、自分たちのやるべきこととかスタイルみたいなのがちゃんと見えたっていうのもあるでしょうけど、若いときにあった界隈感とか派閥みたいなものがどんどんなくなってきている感じがしていて。それはWiennersもそうだと思うんですよ。
玉屋うん、そうですね。唯一そこでグダグダ言ってるのは忘れらんねえよの柴田(隆浩)だけ(笑)。もう、ずーっと言ってる。
そうやって怒れるバイタリティはすごいと思うんですよね。
三原でもそういう感覚が一番大事な気もするんですよね。10周年ぐらいがなんかちょうど難しい立ち位置だと思うんですよ。