玉屋2060%(Wienners)×三原健司(フレデリック) 対バンライブ直前インタビュー「実はすごい昔に1回だけ対バンしてるんです」
「あのバンドは大丈夫でしょう」になったときが一番ヤバいと思う。フェスでも「あのバンドはたぶん埋まってるやろうから行かなくていいかな」ってみんなが思ってる感じになってしまうと。やっぱり興味はずっと引き続けたいなって。
玉屋ああ。それでいうと僕らは最近まではライブを必死にやりすぎていたところがあって。でも結局楽しまないとなって思うようになったんです。それでこういう社交性が出てきたっていうのもある。もともと音楽が好きで、音楽で感動したくてやっていたのに、なんか気づいたらライブやって必死になって、終わってみても別に感動してないな、みたいな感じで。
コロナがあったのが良くも悪くもきっかけになったんですよ。それまでライブで盛り上げなきゃいけないみたいな感じで思ってたけど、コロナになって盛り上げなくていいってなったら、めちゃくちゃ気持ちよかったんです。
三原ああ。
玉屋無駄な動きみたいなものをなくなって音楽に集中できるようになったので、これは楽しいぞ、みたいな。そこからなんかちょっとずつ楽しめるようになってきた。今ではなんでもありみたいな感じになって、ギターを弾かない曲ができたりするようになりましたからね。