思春期の少年たちの心模様を3ペアそれぞれのアプローチで ミュージカル『GIRLFRIEND』まもなく開幕
まず巧麻くんはおそらくすごく真面目で、だからウィルの誠実な部分と重なり合う。稽古も一度やったことを着実に身につけちょっと改良し、どんどん積み上げていってくれる安心感があります。
翻訳・演出の小山ゆうな
島くんは皆さんお気づきのとおりムードメイカー(笑)。華やかで、彼がいると楽しくなるし、狙っているのか狙っていないのかわからないユーモアがキラキラしていて、それがお芝居にも表れています。
高橋さんと萩谷さんのペアは、色々な事情で稽古のスタートが少し早かったせいもあるのですが、高橋さんはお芝居を実際にやってみた上での提案が本当に優れている。引き出しも多く、「こういう風に見えたいんだけど」と言うとどんどん出してくれます。
高橋通知表をもらっているみたい……。
萩谷あと、なんでみんな「くん」付けなのに、僕らふたりだけ「さん」なんですか? (自分たち)ちょっと怖いですか? 「くん」で呼んでほしい(笑)。
小山いや、みんなちゃんと「さん」付けにしようと思っているんだけど、つい「島くん」って言っちゃうんだよね……(笑)。
左から)高橋健介、萩谷慧悟
高橋でもどこかしら俺と萩ちゃんの圧は強い感じはある(笑)。