くらし情報『俵屋宗達、尾形光琳らの貴重な作品も多数! 『琳派と印象派』展、アーティゾン美術館にて開催中』

2020年11月24日 18:00

俵屋宗達、尾形光琳らの貴重な作品も多数! 『琳派と印象派』展、アーティゾン美術館にて開催中

今回の展覧会では、そのなかから琳派の作品である尾形光琳《孔雀立葵図屏風》(重要文化財)を含む12点も公開される。

俵屋宗達、尾形光琳らの貴重な作品も多数! 『琳派と印象派』展、アーティゾン美術館にて開催中

展示風景
特に興味深いのは「琳派×印象派」の章。モネの睡蓮と尾形乾山や尾形光琳、の陶器が同じ空間に並んでいる。全く異質な作品同士であるのに、並べてみると不思議と調和しているのがおもしろい。印象派の作品、琳派の作品、それぞれの共通点と相違点が同時に見えてくる、意欲的な展示だ。


俵屋宗達、尾形光琳らの貴重な作品も多数! 『琳派と印象派』展、アーティゾン美術館にて開催中

尾形乾山《武蔵野隅田川図乱箱》江戸時代 1743年 大和文華館(手前、左)、尾形光琳《流水図廣蓋》江戸時代 18世紀 大和文華館(手前、右)、クロード・モネ《睡蓮》1903年 石橋財団アーティゾン美術館(奥、左)クロード・モネ《睡蓮の池》1907年 石橋財団アーティゾン美術館(奥、右)
俵屋宗達、尾形光琳らの貴重な作品も多数! 『琳派と印象派』展、アーティゾン美術館にて開催中
送達工房《法元平治物語扇面》江戸時代 17世紀(手前)と、エドガー・ドガ《踊り子》 1789年頃 和泉市久保惣記念美術館(中)、エドゥアール・マネ《白菊の図》 1881年頃 茨城県近代美術館
また、琳派の絵師たちもよく描いていた扇は、海を超えてフランスでも印象はたちに大きな影響を与えた。ドガは踊り子を、マネは植物を描いていた。

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