『ALICE〜不思議の国のアリスより〜』インタビュー
泣きの芝居のところは感情と声のコントロールをしないといけないと思いました。初心者マークをずっとつけている状態ですが、乗り越えていくしかないですね。
ROLLY人生において、「あれはやらないのか」と言われる役がいくつかあったんです。1つは『チャーリーとチョコレート工場』のウィリー・ウォンカ、もう一つは『不思議の国のアリス』の帽子屋。池上さんが「女王様だな」と思ったのと同じく、僕は帽子屋だと思いました(笑)。いつかやらなきゃと思っていた役ですから、61歳で演じられるのが光栄です。自分でも帽子屋は合うと思いますし、ファンの方もすごく楽しみにしてくださっています。
吉田西田さんが作った『ALICE』に出演するのは2回目です。
前回はチャールズ役を演じました。以前から白ウサギをやりたかったので、念願叶ってという感じ。しかも季実子さんにお仕えするウサギ。なんとも光栄で楽しみです。稽古も始まっていますが、毎日が楽しいです。
■どのキャラクターにも感情移入できる作品
――出演・観劇経験がある田中さんと吉田さんには作品の魅力、今回が初めての池上さんとROLLYさんには、ご自身が演じるキャラクターの魅力をお聞きしたいです。