くらし情報『歌舞伎の魅力が詰まった多彩な演目が揃う、歌舞伎座新開場十周年「錦秋十月大歌舞伎」上演中 』

2023年10月4日 07:00

歌舞伎の魅力が詰まった多彩な演目が揃う、歌舞伎座新開場十周年「錦秋十月大歌舞伎」上演中 

歌舞伎座新開場十周年「錦秋十月大歌舞伎」


10月2日(月)、歌舞伎座新開場十周年「錦秋十月大歌舞伎」が東京・歌舞伎座で開幕。初日公演のオフィシャルレポートが到着した。

昼の部は、「大南北」と称される四世鶴屋南北の出世作『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』で幕開きし、続いて日本映画界が誇る名匠・山田洋次が歌舞伎座で初めて脚本・演出を勤める『文七元結物語(ぶんしちもっといものがたり)』、夜の部は義太夫狂言の人気作『双蝶々曲輪日記 角力場(ふたつちょうちょうくるわにっき すもうば)』に始まり、華やかな舞踊『菊(きく)』、『水戸黄門(みとこうもん)』で打ち出し。まさに芸術の秋にふさわしい、歌舞伎の魅力が詰まった多彩な演目が揃う内容となっている。

『天竺徳兵衛韓噺』は江戸時代初期、東南アジア諸国の見聞録を残した実在の商人・徳兵衛を主人公に、南北作品ならではの奇抜な趣向が散りばめられた名作。祖父・二世松緑、父・初世辰之助も勤めた所縁ある徳兵衛を、当代の尾上松緑が初役で勤める。松緑は開幕前、「私も久々に白髪ではないかつらをかぶり、若々しい役に心ときめかせております。エンターテイメント性に溢れた楽しい芝居を御目に掛けたいと考えております」

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