2021年5月29日 12:00
フィロソフィーのダンスが最新作を経て語る、より鮮明さを増した“目指すアイドル像”
まりあ私は別世界の人だとは思ってなくて(笑)。アイドル志望で入ってアイドル像が凝り固まってたけど、こういう歌い方や表現があるんだって、3人が壊してくれましたね。
――まりあさんはいつからアイドルを目指したんですか?
まりあ私はモデルさんや女優さんになりたくてオーディションを受けていたんです。けれど、全然受からなくて。唯一受かったのがオーディション雑誌のアイドルオーディションでした。アイドルっていろんなお仕事ができるから良いなと思ったんですけど、王道アイドルになりたかったから、自分の所属するアイドルが楽曲派と言われるのは想像してなかったですね(笑)。
――楽曲派だからできたことも多そうですね。
まりあバンドさんとのツーマンだったり、生バンドのプロのミュージシャンと一緒のステージに立てたことは、音楽を大事にしてるからこそでしたね。
上手い人に引き上げられて、歌の音域も圧倒的に広がりました。
――ハルさんはどんな経緯でアイドルの道へ?
ハル母が邦楽好きで、最初に好きになったのが美空ひばりさん。昭和の髙橋真梨子さんや中森明菜さんを一緒に歌ったりしている幼少期でしたね。
――以前はバンドもやられていたんですよね?
ハルはい。