2021年8月13日 12:00
黒木華が語る、女性たちが前を向いて進んでいく新しい『ウェンディ&ピーターパン』
撮影:源賀津己
黒木華と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)がダブル主演を務める『ウェンディ&ピーターパン』が8月13日(金)に開幕する。
本作は、世界的傑作『ピーターパン』の小説版(作:ジェームス・マシュー・バリー)を、ロンドンで注目の若手作家・演出家のエラ・ヒクソンが新たにウェンディの視点から翻案し、2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが上演した話題作で、今回が日本初演となる。演出を手掛けるのは、ロンドンでの初演・再演でも演出を務めたジョナサン・マンビィ。
稽古の真っただ中である7月下旬、ウェンディを演じる黒木華に話を聞いた。
「女性がアイロンをかけるものだ」というところに疑問を持って描かれている
――出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。
ジョナサン(・マンビィ)と『るつぼ』(’16年)でご一緒した時から「また一緒に仕事したいね」と話していたので、こうやってまたご一緒できることが嬉しかったです。『ピーターパン』というみんなが知っている夢のある作品を、新しいカタチでできるのも刺激的だなと思いました。
――ジョナサン・マンビィさんの演出はどのようなところが魅力ですか?
とても丁寧で、役者それぞれの良いところを見つけ、引き出してくれます。